火おこしで、最高の火遊びを。
こどもは火遊びが好きです。
大人は火を見ると落ち着きますよね。
でも子どもは落ち着くという感覚よりも、「なんだこれは」「不思議だ」という感覚が勝ります。近年、IHキッチンの普及で火を見る機会は減ってきており、さらに子どもの興味は「火」にひきつけられます。
すると子どもは
おうちのどこからか、たばこのライターやマッチを持ち出し、
家の中、公園、森などでこっそり使う。何かを燃やしてみる。。そしてボヤや火事が起こる。
こういったことは私が教員時代にもよく聞きました。
命の危険を感じる出来事ですよね。
ひとまず、家の中の火が起きるものは子どもの手の届かないところに置きましょう。。。
さて、ここで私はぜひ「火遊び」を大人が一緒にしてほしいと思うのです。BBQの火おこしやたき火をぜひ子どもとやってみてください。
炭に火をつけるためでなく、拾ってきた枝や葉っぱを燃やしましょう。
火はどんなふうに伝わっていくでしょう。
枝の先に火をつけて上にあげたり、下に下げたり。
燃えた後の枝の黒さは?石には火はつかないね。
煙は風向きによってどんどん方向が変わるね。
こんな発見、こどもが自ら感じることができたら
子どもの脳内アンテナはどんどんのびていきます。
火がつき、どんどん大きくなる面白さを感じるとともに、
火の危険度、火の粉の突発的な動きを肌で感じることができます。
ここで火への興味を、火おこしに注ぎ切るのです。
火の危なさは火を扱った子どもにしかわかりません。
火のありがたさは火を扱った子どもにしかわかりません。
子どもの隠れた危ない火遊びは、知識欲からくるものだと思います。知りたい、やってみたい、見てみたい。。。。
その知識欲をすべてキャンプでの火遊びで体験させてあげてください。
もちろん安全面だけは大人がしっかり管理しましょう☆
- 燃えにくい軍手をしましょう。
- バケツなどに水を入れて用意しましょう。(鎮火ややけどしたときにすぐに冷やすため)
- 近づいてはいけないところに線を引きましょう。(地面に書いたり、枝をおいたり)
- 長袖長ズボンが理想です。