叱らない怒らないキャンプを目指す!
私はキャンプに出発するとき、「今回は怒らないぞ!」と心に誓います。・・・しかし残念ながらその誓いが果たせたことがありません。💦
何かと「ダメよ!」「静かに!」「触らないの!」「こら~~~!」笑
一度も怒らないキャンプにするにはどうすればいいのでしょう。みなさんはどうですかね。私みたいにカリカリガミガミしてしまう方はいませんかね。😅
私がこの誓いをする理由は、自分が子どものころキャンプに行くと絶対に怒られていたからです。特にテントの設営撤収のとき。「さわるな!」「さがってて!」とか・・・キャンプは好きでしたが、小さいながらに「よく怒られるな~」と感じていました。テント設営撤収のときは自分では手伝っているつもりでも、親からしてみれば邪魔だったのでしょう。
でもキャンプをしていて思うのは、「怒る」というか、「注意すること」はどうしても多くでてきます。山は普段の生活ほど環境が整っているわけではないため、その分危険が多くあります。暗かったり、バーベキューやコンロの火が危なかったり、ペグが危なかったり。
また、マナーも守らなくてはなりません。
特に夜は静かに過ごすことです。
さてここから、キャンプで出来るだけ子どもを叱らずに済むように実践していることをご紹介します。これは普段の子育てでも実践していることです。
① 「後悔は先に立てる!!」注意することは先に言う!
例えば、キャンプで温泉に行くときです。温泉の床はすべりやすくなっているので、子どもが走ったら「走らないの!」「危ないでしょ!」と怒りますよね。
それを温泉に向かう車のなかで、クイズにします。
「今からお風呂に行きまーす!何に気をつけないと行けないでしょうか?」
すると4歳の子どもは、
「んー!走らない!」
と答えます。
「正解!あとは~図書館と一緒で~」
「静かにする!」
「そうだね、大きな声はよく響くから、小さな声でお話ししようね」
という感じです。もちろん初めはなかなか答えが出なかったので、教えることもありました。お風呂を出たら自分ですぐに着替えること。パパやママが着替え終わるまでそばで待つこと。
初めに約束しておくことが大切です。
「今からお料理するから、こことっても熱くなるよ。だから触らないようにね」
「これから夜になって暗くなるとみんな寝る時間だから、静かにすごそうね。」
そんな声かけを先にしておくと、子どもも「これをしたらダメなんだな」と怒られる前に気づくことができるので、とっても効果的です。
②約束を守れたら必ずほめる!
これ忘れがちですが、ここが次につながるとっても大切なステップです。約束を守れなかったことに目を向けがちですよね。私も子どもの悪いところばかり気になってしまいます。
なので、子どもが「頑張った」ことに目をむけることを意識します。約束を守って、安全に過ごせたことを褒めることで、子どもの中で「約束を守る大切さ」を心に留めることができます。
③それでも悪いことをしたら、まずは自分(親)が反省(分析)。
子どもって予想出来ないことをしますよね。
突然石を投げ始めたり。
何でもかんでも先に注意しておくことはできません。
その時は怒るのではなく。
「そうだよね、石があったら投げたくなるよね~。やることなくて暇だったんだよね~」
「予想できなかったわー」などと、まず理解してあげた上で、危ないことを伝えてやめさせます。一度理解してあげると子どもに対して怒鳴ったり、カッとなったりすることは減ります。(私の場合ゼロにはなりません笑)
④子どもの「暇」対策を!
子どもって暇になると余計なことをし始めます。笑
特にテント設営撤収のときは子どもは暇ですよね。石を投げ始めたり、勝手にどこかに行こうとしたり・・・
そんなとき私はシャボン玉やバドミントンや縄跳びなど。子どもには「今からテントたてるから、終わるまでこれで遊んでてね」ときちんと説明します。子どもにも、活動の見通しを立ててあげることが大切です。
これは普段、外食するときにも使えます。
うちの子は食べ終わると席を立ちたくなってしまう子でした。しかし、100均で買った塗り絵や折り紙(普段使わない柄物の折り紙)を渡すと喜んで席に着いて遊び始めます。
本を持って行ってもいいですが、できるだけ、「外食のときにしか遊べない特別なもの」の方がおとなしく、長く待っていてくれます。笑
私は普段あまり、スマホのゲームをやらせたり動画を見せたりしません。
少しばかり荷物になりますが、本や塗り絵、折り紙などがおすすめです。
私はお遊びセットを車に常備しています★重宝します😄
まぁこんな対策をしたところで、キャンプで一度も怒らないというのはかなりの難度です
😅
でも何でもかんでも否定的にとることは避けようと心がけています。それは子どもだけでなく、親自身のストレスも軽減されていきます。イライラして怒ると、さらにイライラすることが起きます。
周りの人に迷惑をかけるとき、けがの可能性、命の危険が伴うとき、やはり親は注意をしなくてはいけません。
でもそれ以外は、兄弟げんかしようと私は放置しています。
山口県の教育者の方が提唱した子育ての心得として知られる『子育て四訓』です。
「乳児はしっかり肌を離すな」
「幼児は肌を離せ手を離すな」
「少年は手を離せ目を離すな」
「青年は目を離せ心を離すな」
私の子の場合、幼児ですが、
「手を離せ、目を離すな」の段階にも足を踏み入れている時期だと思います。
幼児(4歳後半~)はもう自分で考えて行動しはじめます。もちろん間違いや危険が伴うので、目は離せません。
しかしある程度信用して、見守り、時々助言するスタンスをとろうと心がけています。
いつか怒らず、叱らず、
楽しくってしかたない!キャンプを目指したいと思います。まだまだですが😅
みなさんはどんな風に子どもとキャンプを過ごされているのですかね。ちょっとのぞいてみたいものです。