外遊びがしたくなる!幼児期の外遊びの効果

 

こんばんは。

すっかり秋らしくなってきましたね。

猛烈に暑かった今年の夏は子どもたちが

普段外で遊ぶ機会は少なかったのではないでしょうか。

過ごしやすくなるこれからの季節、思いっきり公園であそびたいですね。

 

さて、私は晴れた日は毎日1時間~2時間子どもたちと公園にいることを目標にしています。

外遊びは子どもの成長に絶大な効果を与えてくれるものだと信じているからです。

この夏はどうしていたかというと、火が落ち始める夕方4~5時ごろ7時近くまで毎日公園で遊んでいました。

 私がそうするようになった理由は、習い事について色々と調べていた時にたどり着いた結論です。

どんな習い事よりも

外遊びが子どもをぐんと育てる。

 

私の周りにも、プール、サッカー、ピアノ、早期教育(読み書きなど)などなどたくさんの習い事に取り組んでいるお友達もたくさんいます。もちろんそれらに取り組むことで体力や運動技術は向上することでしょう。それを否定しているわけではありません。私自身、こどもに習い事でダンスをさせています。

しかし、そこに満足して、習い事がない日に体を動かさなければ、体力もつかず、知的活動も減ってしまいます。

 

たとえば、サッカーや体操、野球など、

1時間の習い事の中で、

点呼、練習の流れの説明、活動への順番待ち、最後に先生の話

などが含まれますよね。そうすると実際に体を動かしている時間は45分くらいになるのではないでしょうか。

 また、幼児期の習い事は言われたことを行う、受動的な活動が多いです。

 

 それに比べ、外遊びは主体的活動をのびのび行えます。

砂場遊びをし、次はブランコをし、滑り台に夢中になり、てつぼうをする。また砂遊びをする。

 

ある時は1時間も2時間もずっと砂場遊びをする。

 木に触れ、土に触れ、風に触れ。。。。

自然は子どもの五感を刺激します。

それは人工物(おもちゃやゲーム、遊園地など)ではけして体感できない特別なものであると思います。

 

また公園にいる間、幼児期にさせたい体の運動の要素がたくさん詰まっています。

文部科学省でも1日1時間は楽しく体を動かすことを推奨しています。

幼児期運動指針ガイドブック:文部科学省

 

私がいつも遊びに行く公園は遊具も少なく、さほど広くはありません。それでも子どもは自分なりに楽しいことを見つけて、1時間も2時間も遊んでいます。

 

その間私は、ずっとそばに寄り添って遊んでいる・・・わけではありません。ベンチに座って子どもたちを見ながら晩御飯を考えたり、ブログで書きたいことを考えたり・・・

具体的に公園でのどのような活動がどのような運動、成長につながっていくのかをまとめました。

 

計算の知識・・・どんぐりや落ち葉採集&数える

手先の運動・・・砂をつまむ、虫を捕まえて虫かごにいれる

足腰の運動・・・しゃがんで砂遊び、昆虫採集、滑り台の階段や逆から上る(他のお友達が使用していないとき)

科学的思考&自然への興味関心・・・雲の形が違う、月の形が変わる、日の沈む方向、気温の変化、季節の変化

対人関係における心の成長・・・遊具の譲り合い、砂場セットの貸し借り

肺機能の向上・・・走る、自転車(バランスバイク)に乗る、鬼ごっこ

バランス感覚の向上・・・ブランコ、鉄棒、ケンケンパ

 

ちなみに砂にふれると、リラックス効果があり、子どもながらに感じているストレスを緩和させる効果も期待できます。

 

公園遊びは計り知れない学びの可能性を持っていると思います。

わざわざ大きな公園に行く必要はありません。近くの何もない公園でも、いろいろな発見をし、遊びにつなげていく能力が子どもには備わっています。

それに、家であばれたり、おもちゃが散乱したり、兄弟げんかをしたり・・・いらいらして、がみがみ怒ってしまうより、 外に出て、自分の体のよどんだ気をはきだしたほうが、親にもこどもにとってもいい方向になると思います。

20分でも構いません。1日に1度お子様とぜひ外遊びしてみてくださいね。